サンディエゴで５日間、友達との楽しい時間を過ごしていましたが、４月２６日、もうアリゾナに帰る日になってしまいました。
朝食後すぐにホテルを出て、帰りはI-５を北上してI-8に入り、後はI-8を東に東に行くだけ。GPSが外れて落ちてばかりいたので外して, 今の道案内はもっぱら携帯のGoogle Map.ずっとI-8を走っていれば良いのだから道案内はいらないのに、今どの辺なのか知りたくて、ずっとGoogleMapを拡大したり、縮小したりしていました。
Gila Bendは過ぎたし、そろそろ出口かな？と思った時、携帯が突然真っ暗になってしまいました。最悪そのままずっと行けばI-10にぶつかり、I-10を北上すれば家に帰れることは分かっていましたが、それはかなり遠回り。この辺で出てみようかと出ちゃったところが最悪(Googleの赤い〇あたりかな？）。北に行く立派な道と西へ行くI-8に入る道しかない。東に行きたいのに、東から来る道はあっても東へは曲がれない。どうも西行きI-８からの出口らしい。無理にこれに突っ込めば、かなりの頻度でニュースになった年寄りのハイウェー逆走になるところでした。仕方なしに北への立派な道を進んだら、No Facility aheadとかサインが出ている。砂漠のまん真ん中。対向車全く無し。しばらく行ったら突然立派な道路は終わり、直進無し。右はダートの道路が続いていたけど、ここで引き返して、I-8をまた東へ進みました。
どうもインディアンコミュニティー方面への道が途中まで立派にできていたみたい。
でも途中で立派な道がなくなっていて良かった。道が続いていたらどこまでも突き進んで、砂漠の真ん中か山の中でガス欠にでもなって、野垂れ死にしていたかもしれない。後で地図を見ても、とても文明のある地域につながる道とすぐぶつかる可能性はなさそうです。
そういえば、行きに３４７からIー8に入ってからGilaBend迄、ずいぶん遠いんだなと感じたことは確かだし、主人が出口の手前にレストエリア（黄色の〇）があると言っていたのに、携帯のバッテリー切れに動揺した私が、何回もこの出口で出る？この出口で出る？って聞いていたので、Ｎｏと言い続けていた主人なのに変なところで出てしまったのです（レストエリア手前の赤線を北に一直線）。
再びI-8を東に走り出してから、車のポケットに地図があるのを発見。出口は15１。
その手前にはレストエリアがある。これで安心してさらに東へ東へと進み、151の出口を出たら、見覚えのある道。これでやっと安心です。
朝早くホテルを出たので３時頃には家に着いてホッとしましたが、疲れました。
私は、翌朝からピンポンへ。でも毎日午後は昼寝です。
主人は老体に鞭打って連日１２時間以上、発表を聞いたり、ディスカッションをしたり、普段家にばかりいる人が広いコンベンションホールを歩き回って、集中的に頭と身体を使ったからでしょうか、そしてコンベンションの帰りはホテルのすぐ後ろまで電車が１本で来るからと、お迎えを断って毎日電車で帰って来ていたからでしょうか、帰って来てから１週間は、また肺炎にでもなったかと思うような弱り様。ろくに動けない、ろくに食べられない、１日中寝てばかりが１週間。やっと回復したようで、論文の修正作業を始めました。動きも食欲も出てきて、まだ完全復帰ではありませんが、テレビの野球の試合を見て怒鳴れるようになりました。